【昌原聯合ニュース】韓国・陜川で来月開幕する「大蔵経世界文化祝典」を控え、組織委員会は9月3日午前11時、ソウル・プラザホテルで国際学術シンポジウムを開催する。テーマは「高麗大蔵経の思想と文化、そして体系」で、サブテーマは「人類文明の完璧な宝庫、高麗大蔵経」。
 テーマ発表は米国の韓国仏教研究の先駆者とされるカリフォルニア大学バークレー校のランカスター教授、韓国学の権威であるカリフォルニア大学ロサンゼルス校のバズウェル教授ら世界的な研究者らが務める。佛教大学の馬場久幸講師や東亜大学のチェ・ヨンホ教授もテーマ発表する。  
 シンポジウムの会場には先ごろ韓国国会で行われた写真展示会に出品された作品のうち、12点が展示されるほか、拓本を体験するイベントも開かれる。
 高麗時代の仏教経典を集大成した「高麗大蔵経」は現存する木版大蔵経の中で最古とされる。祝典は高麗大蔵経の価値や魅力を世界に発信するイベントで、今年は9月27日から11月10日まで行われる。

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