【釜山聯合ニュース】日本・長野県の中央アルプスで韓国人登山パーティーが遭難した事故で、無事が確認された5人を含む16人が31日午後、愛知県から韓国に帰国した。
 16人のうち14人は釜山の金海国際空港に、2人はソウル近郊の仁川国際空港に到着したとされる。
 帰国者らは一様に疲れた表情を見せ、取材陣の質問にも無言だった。ある帰国者は「遺族に申し訳ない。心が錯綜している」と言葉少なだった。
  韓国・釜山の旅行会社を通じツアー登山に参加した男性14人と女性6人で構成された40代~70代の20人のパーティーは、中央アルプス・宝剣岳(2931メートル)を目指し28日に山に入ったが、悪天候に見舞われ、29日から9人の消息が分からなくなっていた。うち、5人の無事は確認されたが、4人が遺体で発見された。
 死亡者4人の遺族は同日、日本入りする予定。

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