【ソウル聯合ニュース】韓国は4~6月期に中・大型車の輸出販売が好調だったため、自動車貿易黒字が一昨年10~12月期以来の高水準を記録した。
 関税庁が30日に発表した「4~6月期の乗用車交易動向」によると、輸出額は112億1000万ドル(約1兆1018億円)、輸入額は12億3000万ドルで、99億8000万ドルの黒字となった。2011年10~12月期(105億ドル)以降では最多を記録した。
 今年1~3月期の業績は輸出入とも減少傾向となったが、4~6月期に入り増加に転じた。
 輸出は前期よりも5.3%増加し、輸入は14.8%増加したが、前期に輸入が大きく減少していたため100億ドル近い貿易黒字を達成した。
 特に、韓国車の輸出平均単価が1万4000ドルと過去最高となり、輸入車との差が過去最低となった。
 また、最大の輸出先である米国やロシアで中・大型車販売が好調だったことも、黒字拡大につながった。
 輸出は3000ccクラス以上の大型ガソリン車が前期比38.7%増加したが、全体の輸出販売割合が低い2500ccクラス以上のディーゼル車は47.9%減少した。
 前期に大幅に落ち込んだ輸入は全般的に増加した。1500cc以下のディーゼル車輸入は前期より45.3%増加。一方、1000~1500ccの小型ガソリン車の輸入は68%減少した。

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