中央アルプスの韓国人ツアー客遭難　死亡3人に

【東京聯合ニュース】日本・長野県の中央アルプスで韓国人ツアー客9人が遭難した事故で、新たに1人の死亡が確認され死者は計3人となった。在新潟韓国総領事館の関係者が明らかにした。
　韓国・釜山の旅行会社を通じツアー登山に参加した男性14人と女性6人で構成された40代～70代の20人のパーティーは、中央アルプス・宝剣岳（2931メートル）を目指し28日に山に入った。
　このうち2人が30日朝、宝剣岳と檜尾岳（2728メートル）の間で、心肺停止状態で倒れているのが発見された。2人は旅券などから70代の男性とみられる。もう1人に死亡者については身元を確認している。
　遭難した9人のうち、4人の安否は確認されたものの、依然2人の行方は分かっていない。