【世宗聯合ニュース】韓国国土交通部は24日、今年の年間国際線利用客数が初めて5000万人を突破するとの見通しを明らかにした。
 同部は今年上半期の国際線利用客が前年同期より6.7%増加し2440万人と過去最高を記録したため、このままいけば年間5000万人を突破すると見通した。
 昨年の国際線利用客は4770万人だった。
 国際線利用客は格安航空会社(LCC)の就航路線拡大や、中国、東南アジアの観光客増加などが追い風となって、日本を除く全地域で増加した。特に、中国や東南アジア路線の利用客は昨年上半期よりそれぞれ13%、10%増加し上昇傾向をリードしている。
 上半期の国内線利用客は高速鉄道(KTX)など別の交通手段が発達したことに伴い、前年同期比2.5%減って1069万人となった。
 同部は下半期の航空利用客は、夏季休暇や秋夕(中秋節)が後押しし、増加傾向が続くと見込んだ。また、航空貨物は無線通信機器や半導体の需要増加でわずかに増えると予想した。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0