【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は22日、1983年に就役してから30年間任務を遂行し退役する哨戒艦「安養」(1200トン級)1隻をコロンビアに無償で譲渡すると明らかにした。
 両国は同日午前、ソウルの国防部庁舎で韓国海軍哨戒艦をコロンビアに引き渡す譲渡約定書に署名した。
 今回の哨戒艦引き渡しは、コロンビア側の要請によるもの。
 引き渡される哨戒艦は、来年からコロンビアで不法麻薬取引の根絶や海上環境保護など海上パトロールの任務に就く。
 韓国海軍第3艦隊で活動し次期護衛艦(FFX)建造計画により退役する安養は、南方海域の警備と対スパイ作戦、救助作戦、連合訓練などの任務を遂行した。
 30ミリ、40ミリの艦砲などの戦闘システムを搭載して引き渡す方向で推進している。
 一方、韓国国防部の白承周(ペク・スンジュ)次官とコロンビア国防省のキンテーロ戦略企画次官は同日午後、韓国国防部庁舎で第2回韓国・コロンビア国防政策会議を開催し、地域安保情勢や国防交流の協力拡大策などについて協議する。
 コロンビアは中年米の国で唯一、朝鮮戦争に参戦し、212人の兵士が犠牲になった。

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