【ソウル聯合ニュース】韓国外国部と在外公館のホームページを狙ったハッキングが急増していることが23日、分かった。外交部によると、1~3月のハッキングは1027件に上る。年末までに前年比約70%増の4000件を上回るとみられる。
 外交部と在外公館へのハッキングは2009年に1309件、2010年に1941件、2011年に2686件、2012年に2381件と、増加傾向にある。国内外のハッカーが韓国の外交文書を狙うケースが増えているためとみられる。
 だが、外交部はインターネットとイントラネットを分離して運営しているため、機密文書をハッキングすることはほぼ不可能と説明する。軍事機密を抱える国防部もインターネットとイントラネットを分離している。
 一方、外交部は職員のスマートフォン(多機能携帯電話)を使った遠隔盗聴を遮断するため、長官が出席する室・局長会議などではスマートフォンの会議場への持ち込みを禁止している。

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