【ソウル聯合ニュース】昨年梅雨の洪水で大きな被害を受けた北朝鮮の平安南道安州市が、今年も水害に見舞われている。米国の海外向け放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が23日、報じた。
 国際赤十字社・赤新月社連盟(IFRC)東アジア担当のマーカス報道官が前日に短文投稿サイトのツイッターを通じ、安州市を流れる清川江が氾濫し、市の80%が浸水したという報告があったことを明らかにしたという。1万人以上の被災者が避難所や水を必要としており、IFRCは防水シートや給水容器、水質浄化剤、衛生用品などを送る予定だ。
 同市は昨年も豪雨で家屋や建物が損壊、農地も浸水した。
 北朝鮮の朝鮮中央通信によると、北朝鮮は今月初めに梅雨入りし、20日間で平均降水量の2倍近い大雨が降った。20日までに北朝鮮全域で15人が死亡または行方不明になり、約6000棟の住宅が破損・浸水し約2万3000人が被災するなど、被害が拡大している。

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