【ソウル聯合ニュース】景気低迷に伴う民間消費の冷え込みで、クレジットカード利用額の増加率が過去最低を記録した。
 韓国の与信金融協会が23日に公表した資料によると、4~6月期のクレジットカード利用額は135兆9000億ウォン(約12兆円)で、前年同期比4.1%増加した。増加率は協会が同統計を取り始めて以来、過去最低となった。
 クレジットカードの利用額増加率は2011年4~6月期に19.1%増を記録して以来、減少を続け四半期ごとに過去最低を更新している。
 特に4~6月期に免税店(マイナス20.8%)、高級ホテル(マイナス17.1%)、観光ホテル(マイナス8.0%)、旅行会社(マイナス0.8%)での利用額は前年同期と比べ、いずれも下落した。
 与信金融協会関係者は「景気低迷で旅行関連の消費が下落したようだ」と説明した。
 一方、6月の利用額は44兆5000億ウォンだった。

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