【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は19日、ソウル市内の韓国貿易協会で「下半期貿易要件点検会議」を開催した。12の輸出企業や関係協会が参加した。
 出席者らは上半期の韓国貿易が円安による対日輸出の大幅な減少、韓日競合品目の低迷、欧州債務危機などの悪条件のなかでも、半期ベースで過去最高の貿易黒字(200億2000万ドル=約2兆146億円)を記録し、善戦したと評価した。
 下半期にも米国景気回復などによる需要増加が追い風となり、上昇基調が維持されると見通した。
 ただ、中国経済の減速、円安など、依然としてマイナス要因が影響を及ぼしていることから、一部では厳しい状況も予想される。
 業種別では船舶、無線通信機、半導体、自動車などは先行きが明るいものの、鉄鋼・石油製品・石油化学・液晶パネル(LCD)などは低迷することが予想された。
 同部関係者は、厳しい輸出条件に対応する企業のリスク対応力量の強化、中国市場進出支援など多角的な輸出拡大策を展開していくと強調した。

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