李在賢会長=(聯合ニュース)
李在賢会長=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】食品などを手掛ける韓国中堅財閥CJグループの裏金運用や脱税疑惑を捜査しているソウル中央地検は18日、計2078億ウォン(約184億円)を横領、背任、脱税した罪でグループの李在賢(イ・ジェヒョン)会長を起訴した。
 朴槿恵(パク・クンヘ)政権発足後、財閥オーナーが起訴されるのは初めて。検察がCJグループの裏金疑惑の捜査に踏み切ってから5年で決着がついた格好だ。李氏は7月2日に特定経済犯罪加重処罰法の横領と背任、脱税容疑で逮捕されている。
 検察当局によると、李氏は国内外で裏金を運用し、546億ウォンの税金を免れた。グループの資産963億ウォンを横領したほか、系列会社の資金を流用し東京にあるビル2棟を購入、会社に569億ウォンの損害を与えた。
 検察の捜査の結果、CJグループが1990年代以降つくった裏金は約6200億ウォンに上ることも確認された。
 検察は李氏の株価操作などの疑惑についても捜査を継続する方針だ。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0