韓国銀行は5月に政策金利を引き下げた後、2か月連続で据え置いた。
米金融大手シティグループは最近の報告書で、「7月の据え置きは、景気回復に対する韓国銀行の肯定的な見通しと一脈相通ずる。韓国の景気が大きく悪化しない限り、政策金利は現在の水準で据え置かれるだろう」と述べた。
英銀HSBCも、韓国銀行が今年の韓国の国内総生産(GDP)成長率見通しを従来の2.6%から2.8%に、来年の見通しを3.8%から4.0%に上方修正したことから、追加利下げの可能性は限定的との見方を示した。バークレイズやゴールドマン・サックス、野村なども同様の見方だ。
一方、仏銀BNPパリバは、韓国の物価上昇率が比較的低い点を踏まえると、現在の政策金利は低すぎる水準ではないとし、韓国銀行が9月に追加利下げに踏み切ると予想した。
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