【ソウル聯合ニュース】韓国で部品の性能を示す試験成績書が偽造されたことが発覚し、稼動が止まっている原発3基は早くても10月中旬に運転を再開できることが15日、分かった。
 原発を運営する韓国水力原子力は原発の整備・検査機関である韓国原子力安全技術院に運転停止中の新古里1・2号機の計画予防整備・定期検査変更計画書を提出した。
 計画書によると、新古里1号機は9月29日まで整備と検査を行う。新古里1号機は4月から整備を実施してきたが、整備中に部品の試験成績書が偽造されたことが明らかになった。運転停止中の新古里2号機は10月9日まで整備と検査を実施する。試験成績書の偽造が確認された新月城1号機の整備・検査は5月30日~10月15日となっている。原子力安全技術院は問題となった部品の交換以外も、格納容器などの点検も行う方針だ。
 原発の再開には原子力安全委員会の承認が必要なため、3基の運転再開は10月中旬以降になるとみられる。

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