事故を起こしたアシアナ機=(AP=聯合ニュース)
事故を起こしたアシアナ機=(AP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国土交通部は14日、米サンフランシスコ国際空港で着陸失敗事故を起こしたアシアナ航空機のパイロット4人が13日午前に帰国したと明らかにした。
 同部は航空法に従い、パイロットが飛行手順を順守していたかどうかや教育訓練の適正性、空港の運航条件を守っていたかについて聞き取り調査などを行う。聞き取り調査はパイロットの健康診断を終えた後の17日以降に始める予定だ。
 同部の関係者は、着陸当時の様子を機長と副機長から集中的に聞くとした上で「米国では米運輸安全委員会(NTSB)と韓国が合同でパイロットを調査した。現地の調査でパイロットに過失があったことが明らかになっても、航空法上、処罰はできないことになっているが、飛行手順をしっかり守っていたかについて追加調査を行う」と説明した。
 事故は6日(日本時間7日)にアシアナ航空ボーイング777型旅客機(乗員乗客307人)が着陸に失敗して炎上。これまでに中国人少女3人が死亡し、180人以上が負傷した。
 NTSBは航空機の滑走路への進入速度が非常に遅かったとして、操縦ミスの可能性があるとの見解を示している。


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