【釜山聯合ニュース】江戸時代に日本と朝鮮半島を結んだ朝鮮通信使の行列を伝統紙で再現した韓紙人形の寄贈式が11日、釜山市内で開かれる。
 韓紙工芸作家でつくる「素香会」が通信使や馬などの人形346体を釜山文化財団に寄贈する。1711年の通信使行列を記録した「登城行列図」を基に会員9人が2年かけて制作した作品は、並べると50メートルに及ぶ。
 同会関係者は「両国の関係改善と朝鮮通信使のユネスコ(国連教育科学文化機関)世界遺産への韓日共同登載を願い、会員らが心を込めた作品」と説明した。同会は登城行列図の全体を再現するため今後5年間で1000体以上を制作する計画だ。

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