自動車生産工場の模様(資料写真)=(聯合ニュース)
自動車生産工場の模様(資料写真)=(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が30日に発表した産業活動動向によると、4月の鉱工業生産は製造業生産などの増加に伴い、前月比0.8%増加した。
 鉱工業生産は今年1月にマイナスを記録してから3か月連続で減少していたが、4か月ぶりに増加に転じた。現在の景気状況を示す動向指数循環変動値も4か月ぶりに0.1ポイント上昇した。
製造業の業種別の前月比生産をみると、その他運送装備(8.8%増)、金属加工(3.4%増)、化学製品(1.4%)が増え、全体的に0.7%増加した。
 製品出荷は、その他運送装備(8.7%)は増えたが、石油精製(7.8%減)、電気装備(5.9%減)などの悪化で前月と同じだった。内需出荷は先月と比べ0.2%増えたが、輸出出荷は0.3%減となった。
 製品在庫は石油精製(13.4%減)、自動車(1.6%減)、半導体および部品(0.6%減)の減少で、前月より0.6%減った。
 製造業の稼働率指数は前月より0.5%増加したが、前年同月比では0.8%減少した。
 サービス業生産は前月比0.2%増加した。専門・科学・技術(5.8%増)、不動産・賃貸(3.9%増)などが改善した。ただ、芸術・スポーツ・余暇(1.9%減)、教育(1.5%減)は悪化した。
 設備投資は前月より4.0%減少し、前年同月比では2.2%増加した。建設受注は再開発住宅市場などが振るわず、1年前より20.6%急減した。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0