【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が黄海沿岸で大規模な空地合同火力訓練を準備しているようだ。
 韓国政府の消息筋は28日、「黄海に面した南浦の付近地域で航空機と地上の砲兵戦力を動員する合同火力訓練を準備している状況が確認された。訓練の規模は大きいと予想される」と話した。
 日程は確認できていないが、訓練を前後して挑発や短距離ミサイルの発射を行う可能性も排除できないという。
 一方、北朝鮮軍の挑発が迫っているとの兆候は確認されていない。韓国軍関係者によると、北朝鮮軍は先ごろ、田植えなど農業作業を支援したりしている。
 ただ、北朝鮮は開城工業団地に滞在する韓国側関係者が全員撤収してから軍事的緊張局面を醸成する可能性もあり、韓国軍はあらゆる挑発可能性を想定して準備態勢を維持している。
 北朝鮮は今月初めに東海岸に中距離弾道ミサイル「ムスダン」、射程1300キロの「ノドン」、短距離ミサイル「スカッド」を移動させたが、それ以降、特別な動きは見せていない。

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