スリオンの開発は2006年6月から約6年にわたり、1兆3000億ウォン(約1100億円)を投じて進められた。
防衛事業庁と知識経済部(現・産業通商資源部)が共同で主管し、航空機メーカーの韓国航空宇宙産業、国防科学研究所、韓国航空宇宙研究院と国内外147社の協力会社、28の大学・研究機関が開発に加わった。
2010年3月に初の飛行を成功させ、昨年4月までに約2000回(2700時間)の飛行テストを無事故で終えた。
スリオンは全長19メートル、高さ4.5メートル、最大巡航速度は時速259キロ。3D(立体)電子地図や4軸自動操縦装置などを備えており、夜間や悪天候でも戦術機動が可能だ。昨年末から戦力化を進めており、計200機余りが各軍に配備されるという。
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