【ソウル聯合ニュース】米調査会社IDCがまとめた報告書によると、パソコンやタブレット型端末、スマートフォン(多機能携帯電話)を合わせた「スマートコネクテッドデバイス」の世界市場で、サムスン電子の昨年10~12月期の出荷台数シェアは21.1%となり、首位を記録した。アップルは20.3%だった。
 売上高ベースではアップルが30.7%を占め、20.4%のサムスン電子を上回り、1位となった。
 昨年のスマートコネクテッドデバイスの出荷台数は10億台を超え、前年比で29.1%増加した。機器別ではタブレット型端末の出荷台数が1億2800万台となり、最も高い78.4%の伸びを示した。
 タブレット型端末の好調は当分続き、年内にデスクトップパソコン、来年にノートパソコンの出荷台数を上回ると予想される。IDCは今年のタブレット型端末の出荷台数が前年比48.7%増の1億9000万台になると見込んだ。一方で、デスクトップパソコンは4.3%減、ノートパソコンは0.9%増にとどまると予測した。
 IDCは今後5年間、スマートコネクテッドデバイス市場が高成長を続け、2017年には出荷台数22億台、売上高8143億ドル(約76兆6175億円)に達するとの見通しを示した。

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