【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は15日、検事総長や警察トップの警察庁長の人事を発表した。
 新たな検事総長には蔡東旭(チェ・ドンウク)ソウル高検検事長が内定した。ソウル出身の蔡氏はソウル大学卒業後、大田高検検事長や大検察庁(最高検に相当)中央捜査部捜査企画官などを歴任した。
 新警察庁長には李晟漢(イ・ソンハン)釜山地方警察庁長が内定した。ソウル出身の李氏は東国大学警察行政学科を卒業し、警察幹部候補として入庁。地方の警察署長、警察庁外事局長、忠清北道地方警察庁長などを歴任し、外事部門に精通していると評価される。
 ほかに金融監督委員会や関税庁、調達庁、特許庁などのトップ人事も発表された。青瓦台(大統領府)の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官は「(人事は)専門性を重視した。内部からの昇進とともに外部から専門家を招聘(しょうへい)した」と述べた。

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