【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が28日発表した2月の企業景気実査指数によると、製造業の景況判断指数(BSI)は前月より1ポイント高い71だった。3か月連続で上昇した。
 BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。
 2月の指数は昨年8月(72)以降で最も高いが、上昇幅は小さい。
 大企業のBSIは72と前月から2ポイント下がった半面、中小企業は69で3ポイント上昇した。輸出型企業のBSIは1ポイント低い71、内需型企業は2ポイント上がり71だった。
 韓国銀行は「BSIは通常、1月を底に2~4月は上昇するが、この2月は期待ほど上がらなかった」と話した。
 3月の製造業全体の見通しBSIは76と、4ポイント上昇した。
 一方、非製造業のBSIは65で、前月から3ポイント低下した。3月の見通しBSIも1ポイント低い69と集計された。ウォン高による外国人観光客の減少と内需不振に伴う消費鈍化で、卸小売業の業況見通しが悪化している。
 BSIと消費者心理指数(CSI)を組み合わせた経済心理指数(ESI)は93で、前月から2ポイント上がった。

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0