【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は27日、ニュージーランドのキー首相との会談に続き、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と電話会談し、25日の就任式後にスタートした各国・機関の代表らとの一連の会談を終えた。
 青瓦台(大統領府)によると、朴大統領は潘事務総長と朝鮮半島や北東アジアの平和と安定や国際社会の懸案解決に向け、韓国と国連の協力を強化することで一致した。
 就任式当日から続いた一連の会談では北朝鮮の3回目の核実験による朝鮮半島の安保危機への対応が最大の関心事となった。特に日本、米国、中国、ロシアの主要4カ国の代表との会談で、北朝鮮核問題が集中的に協議されたもようだ。朴大統領は「北朝鮮の核武装は決して容認できない」との立場を示し、核問題解決に向けた主要国との外交的協力を強調した。
 一方、朴大統領は就任式当日に6カ国、翌26日に日本や中国など18カ国の代表と会談した。会談は15~20分間隔で進められたという。
 韓国初の女性大統領として各国の女性リーダーとも相次ぎ会談した。タイのインラック首相や中国の劉延東・共産党政治局員兼国務委員(副首相級)、オーストラリアのブライス総督、チリのバチェレ元大統領らと意見を交換した。

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