【ソウル聯合ニュース】ソウル市内の女子高校に通う2年生11人がこの1年間、独島が韓国の領土であることを世界に伝えるため広報活動に取り組んだ。
 豊文女子高校で結成された独島広報活動グループの11人は、放課後に独島に関する歴史などを学びながら広報活動を行った。メンバーは1年間、街頭での独島に関するキャンペーンや署名活動のほか、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を利用した広報活動などを行ってきた。
 高校に近く、観光地としても人気の仁寺洞でキャンペーンを行った際には、英語や日本語、中国語で独島は韓国領土であると外国人観光客にも訴え、パンフレットを配った。グループのリーダーを務めるキム・ヨンウクさんは「独島問題をよく知らない外国人に独島がなぜ韓国の領土なのか説明すると、関心を示してくれた」と話した。ただ、日本人にはなかなか近づけなかったという。
 昨年の10月25日の「独島の日」には在校生を対象に独島についての講義を行い好評を得た。メンバーは専門家を呼んで講義を受け、独島に関する知識を深めている。
 チョ・ユンアさんは「独島の話が出ると感情的になって、なぜ韓国の領土なのか知らない人が多い」と残念がる。
 メンバーは今年3年生に進級するため活動の一線から退き、後輩たちが後を引き継ぐ。メンバーは今後も日本の挑発に対しては政府の断固とした対応を望むと話した。  

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