【ソウル聯合ニュース】韓国酒類産業協会によると、昨年韓国焼酎の輸出量は前年より15.3%増加して1032万2000ケースと集計された。金額にして1300億ウォン(約110億円)に達する。
 昨年、韓国料理が世界各国に広まり韓流ブームも加わって、韓国焼酎への関心も高まったとみられる。「江南スタイル」で世界的に有名になった韓国人歌手PSY(サイ)が、ソウル市庁前で行った無料コンサートで「焼酎の一気飲み」を披露し世界的に知名度が高まったことも輸出増加の一因になったようだ。
 ロッテ酒類とハイト真露が輸出量全体の90%を占めた。国内市場トップはハイト真露だが、輸出市場ではロッテ酒類がトップに立った。ロッテ酒類は昨年556万ケースを輸出しシェア54%を記録した。
 ロッテ酒類は主力の「チョウムチョロム」とともに日本市場専用の「鏡月グリーン」や米国市場向けに「Ku焼酎」を発売するなど、現地市場に合った製品を打ち出し世界40カ国・地域に輸出している。
 日本への輸出ではロッテ酒類が8年連続トップに立っている。
 日本の焼酎メーカーとも競り合い、日本市場での販売順位は現在2~3位となっている。 

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