【ワシントン聯合ニュース】ドイツを訪問中のケリー米国務長官が26日、中国の楊潔チ外相と電話会談し、北朝鮮核問題を含む国際懸案を話し合った。
 米国務省側は定例会見で、「両者が議論した主要事案の一つは北朝鮮に関連したもので、ほかのさまざまな懸案についても議論した」と説明した。
 ケリー長官は就任直後の今月5日と、北朝鮮が3回目の核実験を強行した直後の13日にも電話で協議している。
 ただ米国務省側は、北朝鮮の核実験に対する国連安全保障理事会としての制裁決議の問題を今回議論したかについては言及しなかった。安保理が北朝鮮制裁に関する議論を始めてから2週間以上経っても進展がないのでないかという質問に対しても、「安保理で広範囲にわたる議論が進んでいる」と答えるにとどめた。
 米国と中国は最近まで、北朝鮮制裁の水準をめぐり連日協議を重ねてきたが、接点を見いだせなかったとされる。

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