【ソウル聯合ニュース】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は31日の外交安保関係の閣僚会議で、北朝鮮の核実験に対する徹底した対応態勢を整えるよう、国防部の金寛鎮(キム・グァンジン)長官に指示した。青瓦台(大統領府)の朴正河(パク・ジョンハ)報道官が伝えた。
 また、2月1日から国連安全保障理事会の議長国となる韓国は安保理理事国とも緊密に協議すべきだと話した。
 閣僚会議は北朝鮮による3回目の核実験が迫っているとされる中、これに対する対策や対北朝鮮制裁レベルなどを協議するため行われた。朴報道官は「政府は任期最後の日まで徹底した安保態勢を維持していく」と強調した。
 政府は会議で「北朝鮮が挑発的言動を中断し、安保理決議を含む国際的義務を順守することを促す。北朝鮮が状況判断を誤り、再び挑発を強行するなら非常に厳重な結果を招くことになる」と警告する決議を採択した。
 会議には統一部の柳佑益(リュ・ウイク)長官、国防部の金長官、国家情報院の元世勲(ウォン・セフン)院長、河今烈(ハ・グムヨル)大統領室長らが出席した。 

Copyright 2013(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0