【ソウル聯合ニュース】韓国コンテンツ振興院は27日、韓国コンテンツ産業の今年の売上高を89兆ウォン(約7兆1000億円)、輸出額を48億ドル(約4100億円)と発表した。また、来年の売上高は97兆ウォン、輸出額も52億ドルに拡大するとの見通しを示した。
 同振興院の関係者は「プラットフォームとコンテンツの競争力拡大、国内市場の強含み、韓流ブームの影響拡大などで、輸出と若年層の雇用が拡大する」と見込んだ。
 分野別にみると、放送産業の今年の売上高が13兆5500億ウォン、輸出が2億2300万ドルと集計された。来年は売上高14兆8200億ウォン、輸出2億4200万ドルに拡大する見通しだ。テレビの24時間放送により、広告収益が20~30%増えると予想される。
 出版産業は、書店数が減少する一方で、電子書籍の市場規模で来年1000億ウォン突破を見込むなど、成長が続きそうだ。このほかの分野も、売上高、輸出額とも増加が見込まれる。

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