大宇造船海洋が建造した1200トン級潜水艦(提供写真)=(聯合ニュース)
大宇造船海洋が建造した1200トン級潜水艦(提供写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の造船大手、大宇造船海洋が3000トン級の次世代潜水艦を建造する。
 同社は26日、韓国防衛事業庁から、「張保皐(チャン・ボゴ)-3」事業として知られる韓国海軍の次世代3000トン級潜水艦2隻の建造業者に選定されたと発表した。
 契約額は15億6000万ドル(約1325億円)で、2隻とも2022年末までに引き渡す予定。
 韓国海軍が次世代3000トン級潜水艦を初めて国内で開発する事業となる。従来はドイツが開発した潜水艦を基に建造してきたが、今事業では基本設計から詳細設計、関連技術まで、すべて韓国で独自開発する。
 そのために防衛事業庁は、潜水艦建造実績のある韓国の大手造船所と共同で需給体制を整え基本設計を遂行するなど、散在していた潜水艦設計・建造の関連技術の結集に務めてきた。
 大宇造船海洋は国産潜水艦の開発成功を目指し、専門機関と緊密に協力する方針だ。
 同社のこれまでの潜水艦受注・建造実績は15隻と韓国で最多。昨年末にはインドネシアから3隻を受注し、韓国業界初の海外受注に成功した。
 今年は、今回の2隻を含め計31隻(基)の船舶・海洋プラントを受注した。受注額は142億8000万ドル相当で、目標を約30%超過達成した。

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