韓国銀行(中央銀行)が26日公表した「12月の消費者動向指数」によると、12月のCSIは99で前月比横ばいだった。
CSIは基準値100を超えると景気が上向くと見る人が多いことを意味し、100を下回るとその逆となる。
7月に100だったCSIは、8月に99に下がり、9月が99、10月が98、11月が99と基準値以下で推移している。
項目別にみると、個人の消費心理を示す現在の暮らし向きに関するCSIは11月より2ポイント低い85、今後の暮らし向きを展望するCSIも1ポイント下がり93だった。消費者の経済状況に対する認識を示す景気判断CSIも66と、1ポイント下がった。
その一方で、今後の景気を展望するCSIは前月より5ポイント高い85、雇用見通しのCSIも6ポイント上昇の90となった。
中でも、月所得が100万ウォン(約7万9000円)未満の層では、現在の暮らし向きに対するCSIが76、暮らし向き見通しのCSIは90で、それぞれ7ポイントと6ポイント、上昇した。
今後1年の予想物価上昇率を意味する期待インフレ率は、前月より1ポイント低い年平均3.2%だった。2010年11月(3.2%)以来の低水準となっている。
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