【ソウル聯合ニュース】南北軍事境界線(MDL)に近い京畿道金浦市の愛妓峰にある塔「愛妓峰燈塔」でクリスマスツリー型の電飾が点灯されたことに対し、北朝鮮の朝鮮中央通信は24日の論評で「戦争の導火線に火をつける危険な妄動」と激しく非難した。
 論評では宗教行事に名を借りた北朝鮮に対する露骨な挑戦であり容認できない挑発だと主張。同塔で電飾が点灯されるたびに南北関係は悪化してきたとして、同地域で今後発生する全ての災難や結果の責任は李明博(イ・ミョンバク)政権にあると批判した。
 韓国のキリスト教団体などは22日、2年ぶりに「愛妓峰燈塔」で電飾を点灯した。愛妓峰は軍事境界線から600メートルの距離にあり、北朝鮮の住民も高さ30メートルの電飾を肉眼で見ることができるため、北朝鮮はこれまで点灯に強く反発してきた。

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