【ソウル聯合ニュース】韓国の国家記録院大統領記録館は11日、李明博(イ・ミョンバク)大統領の記録物を大統領記録館に移管する作業に着手したことを明らかにした。
 大統領記録館は歴代大統領の記録物を専門的に管理する。大統領記録物管理に関する法律によると、大統領の任期終了半年前から移管に必要な措置を取ることになっている。これに基づき、青瓦台(大統領府)大統領室は9月から準備を進めてきた。
 李大統領の任期が満了する来年2月24日まで、3回に分けて記録物を移管する計画だ。今月21日までの作業では、未来企画委員会や国家ブランド委員会、グリーン委員会など15の大統領諮問機関の文書や刊行物を移管。来年1~2月には大統領補佐機関である大統領室と警護所の記録物を移す。記録物は文書や視聴覚資料、電子記録などに分類される。
 大統領室によると、李大統領が就任した2008年から昨年までに作成された電子記録と非電子記録は54万1527件に上る。盧武鉉(ノ・ムヒョン)前政権の26.5%程度という。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0