【ソウル聯合ニュース】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は10日、三井倉庫が来年上半期に釜山新港に物流センターを建設すると明らかにした。三井倉庫は三井物産の系列会社。
 釜山新港に世界的企業の物流センターが建設されるのは、2006年の開港以来初めて。これまでは日本の中小企業による物流センター建設が多かった。
 投資額は1000万ドル(約82億4300万円)以下と大規模ではないが、KOTRAは日本企業が海外進出の際、通常は商社が先に進出し製造業が後に続く点を考慮すると、相当な波及効果が期待できるとしている。
 日本企業は昨年3月の東日本大震災以降、韓・米、韓・EU自由貿易協定(FTA)など韓国の対外貿易条件をメリットと考え、物流拠点として釜山港に大きな関心を寄せている。

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