【ソウル聯合ニュース】韓国大統領選(19日投開票)に向けて実施された最新の各種世論調査で、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クンヘ)候補の支持率が43.6~50.6%、最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補が41.7~43.6%を記録したことが、10日までに分かった。
 ほとんどの調査で朴氏が誤差の範囲内で優勢だが、一部の調査では誤差の範囲を超えた。ただ、出馬を辞退した無所属の安哲秀(アン・チョルス)氏が文氏に対する全面支持を表明した6日より前の調査と比べると、両候補の開きは多少狭まっている。文氏と安氏の合同遊説などが支持率に影響を及ぼしたと分析される。
 SBSが調査会社TNSに依頼し、有権者1500人を対象に7~8日実施した調査では、朴氏が47.6%、文氏が43.6%で朴氏が4.0ポイントリードしたものの、前回調査に比べると開きは小さい。先月30日~今月1日の調査では朴氏46.0%、文氏37.8%で、8.2ポイント差だった。
 朝鮮日報がメディアリサーチを通じ1000人に対し8日実施した調査の結果によると、朴氏が47.5%、文氏が42.7%で、4.8ポイント開いている。5日実施の調査では朴氏が44.3%、文氏が38.8%で5.5ポイント開いていた。
 JTBCとリアルメーターは9日に2000人を対象に支持率を調査し、朴氏50.6%、文氏43.8%と集計した。前日調査の9.1ポイント差から6.8ポイント差に縮んだ。
 国民日報がグローバルリサーチに依頼し実施した8日の調査(1000人対象)では朴氏が47.4%、文氏が42.7%、ハンギョレと韓国社会世論研究所が7~8日に行った調査(1000人対象)は朴氏が46.0%、文氏が41.7%となった。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0