【ワシントン聯合ニュース】米国の国内法に基づくイラン産原油禁輸制裁に関連し、韓国に適用されている対象除外期間が延長される見通しだ。
 今年6月、米国務省は韓国に対し180日間は対象除外国として認めたが、その期間が今月23日で終了する。そのため今月中に今後6か月間も対象除外国として認めてもらう必要がある。
 韓国の外交消息筋は6日、「特別なことがなければ今後180日間も適用されるだろう」と語った。
 韓国は今年7月の輸入禁止措置でイラン産原油を輸入できなくなった。イラン政府が原油輸送船を提供し米政府が韓国政府の輸入許可要請を受け入れる形で、10月に3か月ぶりの原油輸入再開に至った。
 韓国政府がこの半年間、米政府の政策に歩調を合わせてきたこともあり、問題なく対象除外期間が延長されるとみられる。
 制裁はイラン中央銀行と取引のある金融機関に対し、米国内でのドル決済を禁じる内容で、一部国家については対象から除外する規定を設けている。
 対象除外国として認めてもらうためには、毎回輸入量を18%以上減らさなければならない。

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