【ソウル聯合ニュース】韓国国家科学技術委員会は6日、この5年間の科学技術分野に対する投資・成果を李明博(イ・ミョンバク)大統領に報告した。
 金道然(キム・ドヨン)委員長は、この5年は韓国が科学技術分野で先進国の後を追う立場から他国をリードする立場に変わる転換期だったとし、「厳しい経済環境の中でも政府研究開発(R&D)予算の年平均増加率が世界2位を記録した」と説明した。
 韓国の政府R&D予算の年平均増加率は9.6%(2008~2012年)で、中国の22.3%(以下2008~2010年)に次いで高い。日本が8.8%、米国が7.9%、ドイツが1.8%などと続く。韓国の政府R&D予算は2008年の11兆1000億ウォン(約8450億円)から今年は16兆ウォンに増えた。
 また、国際特許出願件数は2008年の7899件から昨年には1万447件に増え、科学技術関連の職業の比率は2006年の16.8%から2010年には19.2%に上昇した。

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