【ソウル聯合ニュース】欧米の大手金融グループが、来年の韓国の輸出は安定的に回復するとの見方を示した。
 韓国国際金融センターによると、米国のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは、韓国製品の輸出競争力向上、アジア地域での需要回復を追い風に、10~12月期には韓国の輸出が緩やかに回復すると見込んだ。
 韓国の輸出は7月から9月までは3か月連続で減少したが、10月には増加に転じ、11月には478億ドル(約3兆9000億円)と月間ベースで過去最高を記録した。
 英バークレイズは、世界的な需要増と韓国の電気・電子製品のシェア拡大を考慮すると、今後の輸出見通しは肯定的だと評価した。
 英スタンダードチャータード銀行も、中国の景気回復が来年の韓国の輸出と貿易黒字に大きく影響すると見通した。
 米シティグループは、韓国の輸出は来年4~6月期までは緩やかな回復を、それ以降は安定的で具体的な回復の流れを見せると予測した。

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