【ソウル聯合ニュース】サムスングループは5日、定例の社長級人事を発表し、サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)社長を同社の副会長に昇進させた。
 李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長の長男の在鎔氏は、2009年に副社長、2010年に社長に昇進した。
 サムスングループは、同氏が国際的な経営感覚とネットワークを備え、スマートフォン(多機能携帯電話)やテレビ、半導体、ディスプレー事業で世界1位の座を固める上で大きく寄与したことが副会長昇進の理由だとしている。
 今回の人事では、在鎔氏のほか、サムスン生命の朴根熙(パク・グンヒ)社長も「攻めの営業」を評価され副会長に昇進した。
 社長昇格は7人。サムスン電子の李燉珠(イ・ドンジュ)副社長は同社の無線事業部・戦略マーケティング担当社長、洪元杓(ホン・ウォンピョ)副社長は同社メディアソリューションセンター長(社長)に昇進する。
 また、サムスンコーニング精密素材の朴源圭(パク・ウォンギュ)副社長、サムスン重工業の朴大永(パク・デヨン)副社長はそれぞれ自社の代表取締役社長に就任する。
 サムスン未来戦略室の林大基(イム・デギ)副社長と李仁用(イ・インヨン)副社長も社長に昇進。林大基氏は第一企画の代表取締役社長を務める。サムスン生命の尹用岩(ユン・ヨンアム)副社長はサムスン資産運用の代表取締役社長に昇進する。

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