【ソウル聯合ニュース】ソウル市は5日、外国人と多文化家庭(国際結婚家庭)の定着と生活に必要な情報を日本語など5カ国語で提供するスマートフォン(多機能携帯電話)向けアプリケーションを来年5月までに開発する方針を明らかにした。ソウルを含む首都圏には約90万人の外国人や多文化家庭の家族が居住している。
 アプリの対応言語は韓国語や英語、日本語、中国語、ベトナム語。出入国・国籍取得情報、法律相談、医療・公共交通・通信・金融サービス、リアルタイム為替情報などが提供される。就職や韓国語教育情報、緊急電話番号、国際電話利用方法、同一言語圏の友達探しや対話機能なども備える。
 ソウル市は来年にアンケート結果などを基にアプリを開発。5月にアプリをリリースする予定だ。
 ソウル市内に住む外国人は約40万人と、2007年の20万人に比べ倍増した。ソウル人口の約4%を占めている。 

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0