潘基文事務総長(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
潘基文事務総長(資料写真)=(AP=聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は、北朝鮮が衛星と主張する長距離弾道ミサイル発射計画に懸念を示した。国連のネザーキー事務総長報道官が3日、明らかにした。複数の海外メディアが報じた。
 国連のネザーキー事務総長報道官は同日の記者会見で、今年4月に北朝鮮がミサイル発射に失敗した際、潘総長が発表した声明に言及しながら、当時潘総長が北朝鮮の発射は国際社会の強く団結した姿勢に挑むものだと強い憤りを示したと述べた。
 また同報道官は潘総長の発言を引用し、北朝鮮のミサイル発射は2009年6月に採択された国連安全保障理事会決議に違反するものだと強調した。
 同決議は北朝鮮が2009年5月25日に核実験を行った後に採択されたもの。
 当時、潘総長は域内の緊張を高める挑発的な行動を中断するよう北朝鮮に促した。

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