【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が1日に朝鮮宇宙空間技術委員会の報道官談話を通じ発射を予告した長距離弾道ミサイルは、10~22日の間の午前7時から正午の時間帯に発射される。韓国政府当局が2日に伝えた。ミサイルの1段目は韓国西側の黄海、2段目はフィリピン東部沖への落下が予想されるという。
 北朝鮮はこうした内容のノータム(航空情報)を日本などに宛てて出したもようだ。国際海事機関(IMO)や国際民間航空機関(ICAO)など、国際機関にはミサイル発射を正式に通告していない。韓国政府当局は、ICAOに派遣されている当局者らを通じてこれらの情報を把握したという。
 韓国政府当局は、ミサイル通過予定地点の周辺を運航する国内外の民間機や船舶を把握し、対策を講じる計画だ。
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