【高興聯合ニュース】韓国の人工衛星搭載ロケット「羅老(ナロ)」(KSLV-1)がきょう29日午後4時に、全羅南道の羅老宇宙センターから打ち上げられる。
 教育科学技術部の趙律来(チョ・ユルレ)第2次官はこの日午後の記者会見で、「技術的準備状況、気象、宇宙環境などを総合的に検討した結果、きょう午後4時に打ち上げることを最終決定した」と明らかにした。
 打ち上げ時間が決まったことに伴い、午後1時58分ごろから打ち上げ燃料注入が行われる。打ち上げの最終指示は予定時刻の20分前に出され、打ち上げ15分前から自動カウントダウンに入る。
 3.8秒前に1段目のエンジンが点火され、打ち上げとなる。1段目、フェアリング、衛星と順次分離し、打ち上げ9分後に衛星を目標軌道に投入する。成功すれば、韓国は独自開発のロケットを打ち上げた10番目の国となる。

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