【ソウル聯合ニュース】韓国がカタール・ドーハで開催中の国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)で、世界20~30カ国の閣僚が毎年韓国に集まり気候変動対策を話し合う会議を開催することを提案する計画だ。環境部が29日、明らかにした。
 COPへの事前準備として、気候変動を担当する各国閣僚が情報共有や議題点検を行う会合にする構想だ。
 ソウルでは先月、COP18の閣僚級準備会合が開かれている。その成果と議論の枠組みを引き継ぎたい考え。定例開催が決まれば、気候変動交渉において韓国が強調してきた先進国と開発途上国間の懸け橋の役割を一層強化する場になると、環境部は期待する。
 地球温暖化対策を話し合うCOPは、各国の利害関係の対立が先鋭化することも少なくない。そのため、米国やドイツなどの先進国、二酸化炭素の排出量が急増する新興国グループで、COP前に準備会合を開く場合がある。
 環境部関係者は「グリーン経済、グリーン成長(環境と経済活性化を両立させる成長戦略)に関心のある国を招く。先進国と途上国の仲裁の役割を強化する契機になるだろう」と説明した。
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