自動車組み立て工場=(聯合ニュース)
自動車組み立て工場=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が29日発表した11月の企業景気実査指数および経済心理指数(ESI)によると、製造業の景況判断指数(BSI)は67で前月より1ポイント下がった。3か月連続の下落で、2009年4月(67)以来の低水準となった。
 BSIは100を上回ると、景気を良いとみる企業が悪いとみる企業より多いことを意味し、100未満ならばその逆となる。
 製造業のうち大企業のBSIは前月比2ポイント上昇の71だったが、中小企業のBSIは63で前月より4ポイント下落した。輸出企業のBSIは3ポイント上昇した75だったが、国内企業は3ポイント下落の63を記録した。 
 韓国銀行関係者は、「大企業と輸出企業の状況が改善したというより、ここ数か月間、ほぼ同じ水準を維持しているとみるべき」と説明した。ただ、中小企業と国内企業の状況は悪化したようだと分析した。
 一方、11月のESIは前月と同じ87を記録した。ESIはBSIと消費者心理指数(CSI)を組み合わせた指数で、企業と消費者を含めた民間の景況感を総合的に把握できるという。2003年1月から2011年12月までの平均を100とする。
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