【ソウル聯合ニュース】昨年、韓国人と外国人(韓国国籍取得者含む)の婚姻件数は減少し、離婚はわずかに増えたことが分かった。
 統計庁が21日発表した統計によると、昨年の国際結婚件数は3万695件で、前年比12.5%の減少となった。
 国際結婚は2008年の3万6629件から2009年には3万3862件、2010年は3万5098件と減少傾向にある。
 減少の理由は国際結婚による弊害が現れたため、政府が関連法を整備し規制を強化したためとみられる。
 国際結婚の減少に伴い韓国の全体の婚姻件数に占める割合も1.5ポイント下落の9.3%となった。
 男性の国籍は韓国(72.9%)、中国(8.5%)、日本(5.6%)、米国(5.4%)の順だった。中国と日本が前年より0.6ポイント、0.4ポイントそれぞれ減少した。
 女性の国籍は中国(30.3%)、ベトナム(25.2%)、韓国(20.9%)、フィリピン(6.9%)の順だった。
 国際結婚件数が減った一方で、離婚は前年比0.9%の増加となった。
 離婚件数は2009年に1万3653件、2010年に1万4319件、2011年1万4450件と増加傾向を見せている。昨年の全体の離婚件数(11万4284件)のうち、12.6%が国際カップルによる離婚ということになる。

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