【ソウル聯合ニュース】不況にもかかわらず海外で年間2万ドル(約160万円)以上の物品購入代金をクレジットカードで支払った利用者が毎年大きく増加している。
 韓国関税庁が31日までにまとめた「2008~2011年海外クレジットカード高額使用者現況」によると、海外でのクレジットカード利用額が年間2万ドルに上る個人と法人は昨年6万3727人で、前年比16.9%増加した。世界金融危機でウォン安ドル高が進んだ2009年(3万8858人)より64.0%増加した。
 高額利用者が海外でクレジットカードを利用した回数は昨年が合計1148回だった。1人当たりの年間平均利用回数は180回。
 海外旅行に出掛ける韓国人が昨年1270万人に達し、海外旅行が日常化したことで、海外でのクレジットカード利用額が毎年大幅に増加したとみられる。
 国別では、米国での利用額が10億800万ドルで最も多かった。次いでフィリピン(3億4400万ドル)、中国(3億3100万ドル)、日本(2億2000万ドル)、シンガポール(1億2000万ドル)などの順だった。

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