【東京聯合ニュース】大韓貿易投資振興公社(KOTRA)は30日に東京で、韓国人留学生就職フェアを開催した。海外留学中の韓国人の若者を現地進出の韓国企業や海外企業に紹介する催しで、これが初めての開催となる。
 日立製作所や東京エレクトロンをはじめとする日本企業とウリィ銀行やLS電線など韓国企業の日本法人、計18社がブースを設け、会社の現況を説明したり、採用面接を行った。
 日本の大学に在学する約180人の韓国人留学生が参加した。参加した留学生のほとんどが、韓国と日本、外国を行き来しながら働くことを希望している。
 半導体製造装置メーカー、東京エレクトロンの人事担当者によると、同社は海外事業の比重が大きく、昨年から外国人採用を積極的に増やしている。「会社が望む地域ならばどこにでも赴き働ける若者を探している。その点で韓国人留学生は最適の条件を備えている」と話した。
 就職フェアを主催したKOTRAは「若年の失業を解消し、韓国と世界を結ぶ人材を育てる機会として活用する」と意欲を示した。

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