【済州聯合ニュース】中国と北朝鮮の国境に位置する白頭山(中国名:長白山)の噴火など東アジアでの大規模災害に備え、韓国、日本、中国の専門家が対応策を模索する「2012東アジア地震研究セミナー」が29日、韓国・済州島で開催された。セミナーには3カ国の専門家約80人が出席した。
 専門家らは昨年3月に発生した東日本大震災や最近指摘されている白頭山の噴火の可能性などについて意見を交換し、3カ国が大規模災害に共同対処するための方策を議論した。このほか、大地震や津波などに関する研究論文の発表も行われた。
 セミナーは、昨年5月に日本で開かれた韓日中首脳会談で中国の温家宝首相が提案し、同年に北京で初開催された。

Copyright 2012(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0