【ソウル聯合ニュース】韓国金融監督院は29日までにまとめた国内銀行の7~9月期の純利益(暫定集計)は2兆ウォン(約1450億円)となった。前年同期に比べ12.5%(3000億ウォン)、前期に比べ4.1%(1000億ウォン)、それぞれ減少した。低金利と預貸金利ざや(融資金利から預金金利を引いたもの)の縮小が重なり、利子収入が減ったことが影響したようだ。
 銀行の預貸金利ざやは、昨年7~9月期の3.01%から今年7~9月期には2.75%に縮小。これにより、銀行の利子収入は同期間に9兆9000億ウォンから9兆5000億ウォンに減少した。
 今年1~9月の純利益は前年同期比39.2%減の7兆5000億ウォンとなった。

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