松島新都市=(聯合ニュース)
松島新都市=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】開発途上国の温暖化対策を支援する国際機関「グリーン気候基金(GCF)」の事務局誘致に成功した仁川市・松島新都市の不動産価格が上昇の兆しを見せている。
 裁判所の競売を取り扱う情報業者「不動産テイン」によると、仁川地裁が22日に競売にかけた同新都市のマンションは18倍の競争率になった。鑑定価格3億6000万ウォン(2600万円)の同物件は19日に初競売にかけられたが、入札は不調に終わった。20日のGCF事務局誘致決定を受けて、入札者が殺到した。
 別のマンションは16日に競売にかけられ、8倍の競争率だった。20日以降に再入札したところ、競争率は18倍になり、最低価格も2億5200万ウォンから2億9612万ウォンに上昇した。
 不動産テインは「GCFの事務局入居による経済効果は大きいと見込まれるが、効果が実際の利益につながるまでにかかる時間は読めない」とし、投資家らに無理な投資の自制を呼びかけた。

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