【ソウル聯合ニュース】韓国造船業界は1~9月に520万CGT(標準貨物船換算トン数)、約189億ドル(約1兆4910億円)を受注した。韓国の受注量順位は昨年奪還した世界1位を維持した。知識経済部が16日、造船・海運市況を分析する英クラークソンと韓国造船協会の資料を基に明らかにした。
 全世界の船舶発注量の36.3%を占める。ただ、前年同期と比べ58.6%(受注額基準56.9%)減少した。
 また同部は、オイルタンカー、ガス運搬船(LNG船、LPG船)、FPSO(浮体式石油生産・貯蔵・積出設備)やドリルシップを含む海洋プラントなど資源開発・運送に関連する高付加価値船舶・プラントの受注で依然として優位に立っていると説明した。
 ブラジルが自国内で注文した15隻を除くドリルシップ全体(15隻)と、中国・日本の自国内発注を除くLNG運搬船の全量(13隻)を韓国が受注した。
 CGT基準で世界LPG船の約70%、オイルタンカーの約55%を韓国が受注した。

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